考えるスポーツ
ぢゃりのひとりごと
私はもう一度卓球をしたい。
最近よくそう思います。
私は中高と卓球部に所属していました。
全く強かったわけではありませんが中学高校と自分の卓球スタイルを求めてあーだ、こーだ試行錯誤しながら卓球をしていた記憶があります。
「ちょっと変わったサーブやってみようか?」
「回転重視でブロックを寄せ付けないようにできないだろうか?」などなど
そうこうしているうちに大学生になりました。卓球は生涯スポーツとして続けたいという思いがあったので大学の卓球サークルに入りました。
関西の大学の卓球サークルが集まる大会があった際に思ったことは
「最近打ってなさ過ぎて感覚が鈍ってる」
でした。大会に参加するのにそれでいいんかいというツッコミをいれたいところですが私が所属していた卓球サークルは週2回練習があるり、私は他のサークルにも所属していたことから練習に参加する頻度は多くて週1でした。(-_-;)
そんな状態でも大会にエントリーしているのですからなんとか勝ちたいと思うわけです。しかもその大会は団体戦だったので同じグループの仲間達に迷惑をかけたくなかった。
そこで私が試合中に考えていたことは、
感覚を早く取り戻すぞ!
ではなく
この相手に勝つために何をしたらいいんだ?相手の苦手はどこにあるんだ?
でした。この相手は表ラバーというものを使っており、相手の回転を利用する戦術でした。
ここで私が考えたのは回転を極力かけない打ち方をしようということでした。
これは高校生のとき目指していた卓球とは真逆ですね。
ただこの試合では回転をかけない戦術がマッチして相手に勝つことが出来ました。
卓球をしてて一番興奮した試合でした。
卓球には「強い」と「上手い」があります。
前者は試合に勝つことに優れている人
後者は卓球の技術が優れている人
私はこの試合で後者から前者の考えを目指して頑張ったのです。
強くなるためにある程度の技術は必要ですが最後に必要だったのはどうにかしてポイントを重ねて勝つか考えることだったのだなと学びました。
この先卓球や他のスポーツをしていても学生の時ほど試合結果に執着しないかもしれません。ですが目の前の相手を観察し、戦術を立て、勝利できたときには達成感を味わえると思います。
ああ、卓球したいな~